Kickstarter でプロジェクトをローンチするためには、クリエイターは本人確認の審査を通らなければなりません。この手続きによりクリエイターが実在の人物であることが確認できます。その後、本人確認済みのクリエイターの名前がクリエイターの自己紹介に公開表示されます。
バッカーの皆様には、プロジェクトとクリエイターを入念にチェックしたうえでプレッジするかどうかを決定いただくようお願いします。この点についていくつかアドバイスを共有していますので、ぜひ「プロジェクトクリエイターが、記載されている通りの人物かどうか、どのように確かめれば良いですか?」の記事もあわせてご参照ください。
バッカーの中には、プロジェクトで遅延が発生した場合に、クリエイターがプロジェクトを諦めたのではないかと心配し始める方がいらっしゃいます。しかし、クリエイティブな取り組みにおいては、プロジェクトの遅延というのはよくあることだという点をご理解いただくことが重要です。実際、プロジェクトの完成までにどれだけの時間が必要かというのは予測するのが難しく、多くの場合少なく見積もりがちです。 そのため Kickstarter では、クリエイターにはリワードの配送を開始したいと考えている「予定日」を伺っています。配送予定日というのはその名の通りあくまで予定であり、保証されるものではありません。
クリエイターがバッカーとのコミュニケーションを Kickstarter の期待通りに維持できていない場合には、Kickstarter チームからそのクリエイターに直接連絡を取らせていただきます。例えば、クリエイターからのコミュニケーションがなくなったという報告があった場合、Kickstarter が調査を行い、そのクリエイターに直接連絡を取る場合があります。その際、クリエイターの役に立ちそうな情報を提供したり、新しいアップデートの投稿を促したり、バッカーのメッセージに返信するよう指示したりなどしてクリエイターを支援します。あいにくクリエイターの中には、大量のコメントやメッセージが届いてその対応に戸惑ってしまっている人も多くいます。また、バッカーコミュニティーがプロジェクトの進捗状況に不満を持つのではと感じて新しいアップデートの投稿をためらってしまうクリエイターもいます。
クリエイターが4週間以上新しいアップデートを投稿していない場合には、まずはプロジェクトページからアップデートをリクエストすることをおすすめします。
遅れが出てしまい焦る気持ちで取り組んでいるクリエイターもいるかもしれません。そんな場合には、ぜひ理解とサポートを示し、思いやりに欠ける厳しい言葉を送るようなことはしないでください。どうぞ辛抱強くお待ちいただくようお願いします。どのプロジェクトも生身の人間が取り組んでいるのだということをお忘れなく!