複数のプロジェクトが進行中だとバッカーが混乱するうえ、サポートが分割されてしまいます。また、プロジェクト運営には大変な労力が必要となるため、複数のプロジェクトに同時進行で取り組むと、集中力とエネルギーが希薄になりがちです。
ただし、経験豊富なクリエイターでこれまでの Kickstarter 履歴が良好なクリエイターに限り、当サイト上ですでに経験済みのカテゴリーであれば(カテゴリーに応じて対応は異なります)、特定の数のプロジェクトを立て続けにローンチ・管理することを許可される場合があります。この場合の「経験豊富」なクリエイターとは、これまでに最低4つのプロジェクトをフルフィルメントまで達成させたクリエイターを指します。
Kickstarter 履歴が「良好」なクリエイターとは?
クリエイターは、Kickstarter のルールやコミュニティガイドラインを遵守し、自らのプロジェクトを誠実かつ明白に提示し、高い水準でキャンペーンを達成できることを立証した際に Kickstarter 履歴が「良好」だとみなされます。これは、バッカーと定期的にオープンかつ誠実なコミュニケーションを維持し、リワードを約束通りに配送したことを意味します。
プロジェクトのフルフィルメント(配送完了までのプロセス)を怠ったクリエイター、透明性のあるコミュニケーションを維持しなかったクリエイター、Kickstarter ルールに違反したクリエイターは、Kickstarter 履歴が「良好」とはみなされません。このようなクリエイターはフルフィルメント重複の権限やその他該当のサイト権限を失うことになります。
経験豊富なうえ Kickstarter 履歴が良好なクリエイターとみなされた場合、何個のプロジェクトを立て続けに運営することが可能ですか?
デザインおよびテクノロジー関連のクリエイター:
✓: 通常はフルフィルメントが未完了のプロジェクトを立て続けに最大2つローンチおよび管理できます
X: ハードウェアや複雑な製造過程が関与するプロジェクトは対象外です
出版およびコミック関連のクリエイター:
✓: 通常はフルフィルメントが未完了のプロジェクトを立て続けに最大6つローンチおよび管理できます
その他のカテゴリーのクリエイター:
✓: 通常は、それぞれのカテゴリー内であれば(例:ゲーム、料理、ダンスなど)、フルフィルメントが未完了のプロジェクトを立て続けに最大3つローンチおよび管理できます
クリエイターがフルフィルメントの重複権限を使うことができるのは、それまでのフルフィルメント体験でしっかりとした実績をもつカテゴリーのみとなります。
フルフィルメント未完了のプロジェクト数がすでに最大数に達しているクリエイターは、その後のローンチを承認してもらうためには、まず以前のプロジェクトのフルフィルメントを完了する必要があります。
フルフィルメントの重複権限を付与してもらいたい場合にはどうすればよいですか?
申請手続きは必要ありません。次回のプロジェクトのレビュー申請の工程で、「トラスト&セーフティ」チームがそのクリエイターにフルフィルメント重複権限があるかどうかを審査します。