ストレッチゴールとは、Kickstarterで立ち上げたプロジェクトの先にあるクリエイターのゴールを指しています。さらに言うと、クリエイターがKickstarterに限らず、様々な手段で集めようとしている資金の総額のことです。ストレッチゴールと言う言葉には、クリエイターが、Kickstarterのプロジェクト成功だけで終わらずに、Kickstarterで生まれたコミュニティを生かし、より高みを目指してほしいと言う想いが込められています。Kickstarterから生まれたコミュニティによて、さらにインパクトのあるプロダクトを世に生み出していくクリエイターは多々います。また、ストレッチゴールの有無にかかわらず、プロジェクトの目標ファンディング額に達成した場合は、資金を回収することができます。プロジェクトの資金が集まりすぎたときに起こり得ることは、プロジェクトの種類やストレッチゴールの有無によって変わってきます。つまり、全てのプロジェクトにストレッチゴールがあれば良いと言うわけではありません。ストレッチゴールを考えている場合に考慮すべきこと:
プロジェクトの複雑さ: ストレッチゴールはプロジェクトを達成するのをさらに難しくします。例えば、配送するリワードに対する需要も変化します。特に、新しいものを加える場合(例: アルバムに曲を追加する、製品の素材や色のオプションを追加する)は、より一層需要が高まります。配送する製品が増え、必要なコストも増え、より複雑なプロセスを生むことになります。また、ストレッチ目標を追加することは魅力的です。特に、プロジェクトが最初の資金調達目標をすぐに上回る場合は、慎重な計画を立てなくてはいけません。通常、プロジェクトを上回るファンディング額を達成した場合、ストレッチゴールを設けたくなるでししょう。しかし、慎重に計画を立てることなくストレッチゴールを設置するのは危険です。
コミュニケーション: ストレッチゴールを設定する場合は、バッカーコミュニティにどのようにアナウンスするかを慎重に考える必要があります。なぜストレッチゴールを設定したのか、意思やモチベーション、具体的な計画を時間をかけてバッカーに伝えるようにしましょう。ただ「私たちは新しいゴールを設置しました!」とアナウンスするだけでは、バッカーは理解しずらいでしょう。
ストレッチ目標の代わりに、アドオン (追加リワード) の利用を考慮してみることもおすすめです。アドオンは、バッカーが選んだリワードレベルには含まれていないアイテムを簡単に追加できるオプション機能です。詳しくは、「プロジェクトにリワードを追加するには?」の記事をご覧ください。