クリエイターの皆さまには、ローンチする前にプロジェクト達成に必要なすべてのコストを前もって調べておくことをおすすめします。ファンディングゴールは、プロジェクトを完成させるうえで必要になる金額 (リワードの制作および配送にかかるコスト) や、Kickstarter でのプロジェクト運営にかかる手数料も含めたうえで設定するようにしましょう。プロジェクトをローンチした後は、ファンディングゴールや締め切り日を変更することはできなくなります。
プロジェクトに必要となる材料やリソース、経費 ( 送料 など) を考慮し、それぞれの推定費用のリストを作ると良いでしょう。あらゆる点のコストを調べたうえで、サプライヤーやフルフィルメント面でのパートナーを変更した場合に経費がどのように変わるかも考慮してみましょう。(念のための代替案を用意しておいても損はありません!) プロジェクトの進行中、発送先によって適用される配送料も含めて総プレッジ額に反映されますので、ご留意ください。
プロジェクト完成までのプロセスで役立ちそうなサービスの数々をこちらでご紹介しています。
また、以下のビデオでは他のクリエイターの方々からファンディングゴールの設定方法についてお話を伺いました。是非参考にしてみてください。
手数料
プロジェクトがファンディングゴールに到達した時点で、バッカーに対するプレッジの請求が発生し、そこで集まった資金のうち5%が Kickstarter 手数料として差し引かれます。また、Kickstarter のオンライン決済サービス Stripe にも決済手数料(およそ3-5%)が支払われます。国ごとの手数料の詳しい内訳については、 こちら をご覧ください。
なお、プロジェクトがファンディングゴールに到達しなかった場合、手数料は一切発生しません。
税金
Kickstarterで集まった資金は、一般に税金の対象となります。 クリエイターが支払う税額は (プロジェクト関連の経費の控除なども含め)、ざまざまな要素に基づいて異なります。クリエイターの皆さまには、もっとも有利かつ正確な税務関連情報を得るためにも、会計士または税務アドバイザーにご相談いただくことを強くお勧めしています。
Kickstarterでは税務に関連するアドバイスはできませんが、金融専門家のためのガイドをご用意しております。ぜひご参照ください。
ファンディング用計算機
まだファンディングゴールをどう設定したらいいのか分からない? そんな場合は、ファンディング用計算機をご利用ください。この計算機はプロジェクト作成ページの「基本設定」の項目からアクセスでき、クリエイティブなプロジェクトの実現化にかかる費用だけでなく、手数料や税金なども含めた、Kickstarter でプロジェクトを運営する際に必要となる推定経費を確認するうえで大変役立つ機能です。
ファンディング用計算機を使うには、以下のステップに従ってください。
- プロジェクト作成ページの「基本設定」の項目で「ファンディング用計算機を使って税金や諸費用を含む合計コストを予測します」をクリックします。
- プロジェクトを作成しリワードのフルフィルメントを実現するうえで必要だと思う金額を入力します。
- 税率を入力するかスライダーを使って自分のプロジェクトに伴う税金を含めます。Kickstarter は税金関連のアドバイスを提供することはできないため、詳しい情報については会計士または税務アドバイザーにご相談いただくことをお勧めしています。
- ファンディング額を入力し税率を選択すると、Kickstarter の手数料 (5%) と決済サービス会社の手数料 (最大5%) が自動的に計算され、手数料や推定税額を織り込んだ新しい見積合計額が提示されます。決済手数料は、選択する国とバッカーの数によって異なりますのでご留意ください。手数料に関する詳しい情報については こちら をご覧ください。
- 「ファンディングゴールの設定」をクリックしてこの金額をファンディングゴールとして使用してください。